【片耳難聴の原因】生まれつき・おたふく風邪・突発性難聴など様々!

難聴の原因 片耳難聴

日本では、片耳が全く聞こえなくても、もう片方の聴力が正常であれば障害者手帳を取得することができません。

片耳難聴というのは「障害者」とも「健聴者」とも言えない、極めて微妙な立ち位置にいると解釈することができるでしょう。

そんな「片耳難聴」ですが、原因は多岐に渡ります。

本記事では、片耳難聴を引き起こす主な原因(病気)をまとめました。

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片耳難聴の原因

片耳難聴の原因

生まれつき(先天性)

「難聴」は生まれつきの障害の中でも、最もよく見られる障害の1つです。

毎年1000人に1~2人の難聴を持った子供が生まれると言われています。「遺伝」や「妊娠中の病気」・「耳の奇形」など、生まれつきの難聴の中でも原因は多岐に渡ります。

近年では、新生児のスクリーニング検査で分かることも多い!

突発性難聴

「突発性難聴」とは突然耳が聞こえなくなる感音性の難聴です。

一般的には40代〜50代の人が発症することが多い病気ですが、20代〜30代の人の発症も少なくなく、全年齢で見受けられる非常に怖い病気です。

年間で約3万人〜4万人が発症すると言われており、発症率に男女差はありません。

「発症後48時間以内、遅くとも2週間以内」の早期治療が求められます。治療が遅くなると、聴力が回復しにくくなるのが特徴です。

再発することは無く、遺伝的要素も無いと言われています。

メニエール病

「メニエール病」とは回転性のめまいと吐き気を発作的に繰り返す病気です。耳の症状がめまいに伴って悪化し、耳閉感や耳鳴り・難聴などを引き起こします。

30代から40代の女性にかけての発症が多く見受けられ、近年では今井翼さんや相田翔子さんなどの有名芸能人が「メニエール病」を発症したことで注目を浴びました。

主な症状は以下の通りです。

・回転性のめまい
・吐き気、嘔吐
・耳閉感
・耳鳴りや難聴
・寒気
・平衡機能の乱れ

治療中はできるだけ、ストレスを溜めない生活が大切です。

おたふく風邪

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の合併症として、難聴が残る場合があります。これをムンプス難聴と言います。

発症は5歳から9歳頃が多く、失聴を含め、重度の難聴になるケースが多く見受けられます。

正確な発症率は明らかになっておりませんが、約1000人に1人の割合で発症すると言われています。

私の周りにいる片耳難聴者の中には、ムンプス難聴によって聴力を落としたという方が結構いらっしゃいます。

中耳炎

中耳炎とは鼓膜から内耳までの中耳に炎症が起こる病気のことです。

風邪などを引き、細菌やウイルスに感染すると耳管を通じて細菌やウイルスが中耳に侵入し中耳炎が発症します。

中耳に膿が溜まると鼓膜が圧迫され破れ、黄色くベトベトした耳だれが出てくることがあります。きつい臭いも伴います。

幼少期にかかりやすい中耳炎。適切な治療は大切です。

耳管開放症

「耳管開放症」はダイエットによる急激な体重減少時や妊娠中に発症することが多い病気です。

「耳管開放症」になると、通常は閉じている耳管が開いた状態になり、鼻から耳へと空気が送り込まれることで、耳閉感や声が響いて聞こえるようになります。同時に難聴になるケースもあります。

有効な治療法として、漢方薬(加味帰脾湯)の服用や生理的食塩水点鼻が挙げられます。多くはこれらの薬を服用し、経過観察でしばらく様子を見ることとなります。

ベッドに横になったり、下を向いたりすることで一時的に症状が軽くなることがあります。

耳管狭窄症

「耳管狭窄症」は「耳管」が狭くなり空気の通りが悪くなることで鼓膜の内側が陰圧になる病気です。

「耳管狭窄症」になると耳の詰まり・難聴・自声強調などの症状をもたらし、日常会話などが苦痛になることもあります。

治療に難渋することも多い病気です。進行すると癒着性中耳炎、真珠腫性中耳炎などの病気に進展する可能性もあるので注意が必要です。

違和感があれば、すぐに耳鼻科を受診しよう!

急性低音障害型感音難聴

「急性低音障害型感音難聴」は「蝸牛型メニエール病」とも言われ、めまいを伴わないメニエール病として知られています。

「急性低音障害型感音難聴」は比較的女性の人が多く、20代〜30代の若い世代にかけて発症することが多い病気です。多くは片耳のみに症状が現れますが、ごく稀に両耳に現れることもあります。

1週間程度で治るケースもありますが、再発する可能性があるのが難点です。

外リンパ瘻

内耳には「卵円窓」と「正円窓」という二つの窓があります。「外リンパ瘻」は何らかの原因で内耳にあるこれらの窓に穴が開き「外リンパ液」が中耳に濡れ出る病気です。

あまり認知度は高くはありませんが、決して珍しい病気ではありません。突発性難聴やメニエール病と症状がよく似ていることから、これらの病気や原因不明の難治性めまいと診断されるケースもあります。

「外リンパ瘻」の治療方法は「安静」or「手術」です。

ヘッドフォン難聴

「ヘッドフォン難聴」とはヘッドフォンやイヤホンを長時間にわたって装着することで耳に負担がかかり聴力が低下してしまうことをいいます。

スマホや音楽プレーヤーの発達に伴い、近年ではバスや電車などの移動時間や友達との待ち時間・自宅でのスマホゲームなどヘッドフォンやイヤホンを長時間にわたって使用する人が急増しています。

こういった背景もあり、近年では「若者の難聴」が目立っています。

以下のことを守りましょう!

・音量を下げる

・使用時間を1時間以内にする

・イヤホンの共有はやめる

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