【難聴のカミングアウト】伝えるべきポイントと注意点!【聴覚障害者必見】

about-deafness-of-coming-out 難聴との向き合い方

「難聴」を含め病気や障害はプライバシーに該当するため、周囲にカミングアウトするかどうかは個人の意思次第になります。

ただ私の意見としては、「難聴」で困っているのであればカミングアウトすべきです。

とういのも、「難聴」が引き起こす問題は、家族や友人・同僚を含め周囲の人々の協力があってからこそ解決するものだからです。

もちろん「自身の障害や弱点を打ち明けたくないよ!」という人は無理して言う必要はないです。

ここでは「難聴のカミングアウト」をテーマに下記のような悩みにお応えします。

カミングアウトの仕方と注意点は?

伝えるべき内容を知りたい!

伝えるけど、いつも忘れられてしまう!

スポンサーリンク

難聴はカミングアウトすべき?

難聴のカミングアウト

冒頭でもお伝えした通り、良好な人間関係を築くために、また仕事等でトラブルを起こさないためにはカミングアウトをする必要があると思っています。

特にアルバイトを含め仕事になると「聞こえないから○○が出来なかった」というのは、なかなか通用しないのが日本の社会です。

もちろん義務ではありませんが、特に仕事面で支障をきたす場合においては、カミングアウトをしておいた方が良いと言えます。

カミングアウト【メリット】

【合理的な配慮】

「難聴」の良き理解者であればカミングアウトすることで配慮をしてくれるでしょう。

周囲の人・状況に応じて配慮の仕方は異なりますが、会話の聞こえやすい席を譲ってくれたり、マスクを外して会話をしてくれたり、食事の際は雑音の少ない個室を選んでくれたりするかもしれません。

【誤解を生まない】

難聴者の多くは、呼びかけや会話が聞こえず、結果的に「無視してしまった」という経験があるのではないでしょうか。

カミングアウトしたからといって、無視しても問題ないということはありませんが、相手も「聞こえなかったのかな?」とその場を解釈することでしょう。

「無視された」と誤解されるのは結構辛い。そのためにはカミングアウトが必要になる。

【気持ちが楽になる】

カミングアウトは気持ちを楽にさせます。人と関わる以上「難聴」が引き起こす問題を軽視することはできません。

毎度「難聴のこと言った方が良いのかな?」「無視したと勘違いされていないかな?」と不安を抱えていることはストレスを蓄積させる原因になります。

カミングアウトは勇気が必要。でも、多くの人は優しく受け入れてくれますよ!

カミングアウト【デメリット】

【効果がない場合も】

勇気出して言ってみたものの、特に配慮もされることもなく、何の変化もなかったということも多々あります。

人によっては耳が悪いことを深刻に捉えていない人もいます。同時に「難聴」であることを知ったとしても、どのように接して良いのか分からないという人もいます。

これは人それぞれの価値観であり、こちらが強制するものではありません。分かりやすく伝えることも大切。

【特別な目で見られる】

不当な扱いのように感じますが、これまで身近に難聴者がいなかった人からすると「特別な目」で見られてしまう可能性もあります。

「耳が悪いから飲み会は誘わない方が良いかな?」「耳が悪いから会話が苦手かな?」など、少し違って目線で見られることもあるかもしれません。

しかし、これは人間関係が出来上がる前の問題です。その人と多くの時間を共にすることで、そのような偏見はなくなるでしょう!

【時間の経過とともに忘れられる】

これは多くの難聴者が痛感していることではないでしょうか。デメリットではありませんが、忘れられることで悲しい気持ちになることもあります。

片耳難聴の場合は「あれ?どっちの耳が悪かったっけ?」などと聞かれることは頻繁にありますね!

「最初は配慮してくれてたけど、最近はそんなこともないなぁ」と感じることもあるでしょう。もし忘れられてるかなと思ったら優しく丁寧にもう一度伝えましょう!

伝えるべきポイントについて

周囲にカミングアウトする際「私は右耳がほとんど聞こえません」と伝えても、あまり大きな効果はありません。というのも、大半の人は「難聴」と言われてもどのような対応をして良いのか分からないからです。

友人・恋人・同僚などカミングアウトする人や状況によってその仕方は変わりますが、以下の3つのポイントを意識して伝えることが大切です。

難聴の特徴

自身の難聴の特徴について説明しましょう。「聴力の悪い耳は左右どちらなのか」「あるいは両耳なのか」「他に伴う症状はあるのか」など、できるだけ相手に分かりやすく説明しましょう。

私の場合は、「中学生頃に右耳が聞こえなくなった。補聴器を付けているけど、聞こえないことも多いんだよねぇ」みたいな感じ。。

困っていること

どのような場面で困るのかを伝えましょう。「マスクを付けて話されると聞き取りにくい」「こちら側から話されると聞こえない」「流れている音楽の音量が大きく会話がしにくい」など、具体的に伝えてあげることが大切です。

配慮してほしいこと

困っていることに対して、どのように配慮してほしいかを伝えましょう。一番重要です。

□例

右耳が聞こえないから左側から話してほしい

座席を変わってほしい

できるだけ名前を呼んでから話しかけてほしい

自分が配慮してほしいことを分かりやすく的確に伝える。

カミングアウトをする際の注意点

中途半端に「聞こえが悪い」ということだけを伝えても、言われた側はどのように対応して良いのか分からず、距離を置いてまう可能性さえあります。

「難聴」をカミングアウトする際は、できるだけ相手の立場を考え、分かりやすく丁寧に言いましょう。間違っても「私は障害で苦しんでいるのだから、配慮されて当たり前だろ」と思ってはいけません。

配慮する側・配慮される側の双方が思いやりの気持ちを持つことが大切です。

コメント

  1. […] 第1回「難聴のカミングアウトの仕方と注意点」については⇒こちらをご覧ください。 […]

  2. […] 合わせて読みたい⇒難聴はカミングアウトすべき?伝える際の注意点は? […]

タイトルとURLをコピーしました