【難聴との向き合い方】聴覚障害者が使える制度は?開示の仕方とグッズも紹介

難聴との向き合い方

難聴は見た目では分かりづらいため、周囲からなかなか理解されずに苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。

私も中学生頃に片耳の聴力を大きく失い、悔しい思いや辛い経験を味わってきました。家族や親友、身近にいる人にすら、悩みを打ち明けられませんでした。

そこで本記事では、十数年間、難聴者として生きてきた私が「難聴との向き合い方」をテーマに、お役立ちの情報を発信できればと思っております。

下記のような悩みを持っている方には必見の内容です。

難聴はカミングアウトした方が良いのかな?

聴覚障害者が使える制度やマークについて知りたい

補聴器の購入の仕方を知りたい

難聴の程度や生活環境によって、向き合い方は異なります。本記事では、片耳難聴者の私が体験したことを軸に記載しております。

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聴覚障害者が抱える悩みについて

冒頭でもお伝えした通り、聴覚障害というのは見た目では分かりづらいことから、周囲から理解を得ることが難しいと言われています。

中には「難聴」が原因で「うつ病」や「認知症」などのような深刻な病気になり、その症状に悩まされている方もいらっしゃいます。

人によってはかなり深刻な問題に発展することも。

もちろん「難聴の程度や種類」「生活環境」「発症した年齢」によって、悩みや苦労には個人差がありますが、一般的には、騒がしい場所での聞き取り・音の距離感の特定・孤独を感じやすくなるなどの悩みが挙げられます。

【難聴者の苦労とは?】聴覚障害になって感じることTOP5

利用できる制度について

難聴(聴覚障害)のある方が使える制度についてですが、身体障害者手帳を持っているかどうかで大きく異なってきます。

聴覚における障害者手帳の基準

身体障害者手帳を持っている場合においては、一般的に「税金の減免」「補装具費支給制度」「特別障害者手当・障害福祉手当の支給」「運賃の割引」「NHK放送受信料・公共施設等の入場料の割引」などの制度を利用することができます。

また、障害者雇用枠で就職をすることも可能になります。。

特に「補装具費支給制度」⇒聴覚においては「補聴器」を購入するための補助制度と言っても良いかもしれませんが、原則定率一割負担で購入することができます。

※世帯の所得や自治体によって異なることがあります。詳しくはお住いの市区町村の役所の担当窓口に確認してください。


一方で難聴を持っていても、障害者手帳を所持していない場合は、利用できる制度は少ないのが現状です。

実際に私も片耳が聞こえない当事者ですが、手帳を持っていないため、補聴器も全額自己負担で購入しました。

手帳を持っていない難聴者はかなり多いのが現状。今後の対策に期待したい。

しかし近年では、手帳を持っていなくても、「軽度の難聴者」「18歳未満の方」「高齢者」など、一部の人を対象に、補聴器購入費の助成をしている自治体も見受けられます。

特に難聴児を持つ親御さんは、お住まいの地域に使える制度があるか、一度確認しているのが良いでしょう。

聴覚障害者に関するマーク

【耳マーク】

耳マーク

「聴覚障害」は見た目では分かりづらいことから、周囲から理解されにくく、日常生活や仕事面で不安を抱えている方は少なくありません。

同時に「耳が不自由なので書いてください」と伝えるのは非常に勇気のいることです。

そんな「聞こえない」「聞こえにくい」といった聴覚障害への理解を促すためのマークがこちらの「耳マーク」になります。

※耳マークは一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が著作権を所持しており、印刷や掲示等には許可が必要です。

【聴覚障害者標識】

聴覚障害であることを理由に免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマークです。

やむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。

【ヘルプマーク】

ヘルプマーク

「ヘルプマーク」は援助や配慮を必要としている方々が、そのことを周囲の方に知らせることができるマークです。聴覚障害者だけではなく、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方を対象としています。

助け合いのしるし ヘルプマーク

【ほじょ犬マーク】

ほじょ犬マーク

2002年に施行された「身体障害者補助犬法」によって、スーパー・ホテル・レストラン・公共施設で補助犬の受け入れが義務付けられました。

上記の「ほじょ犬マーク」は身体障害者補助犬法の啓発のためのモノです。これは補助犬ユーザーがお店に安心して入ることができるようになるために作られました。

※このマークが貼られているお店だけ、補助犬の同伴が可能という訳ではありません。

こちらのマークはこちらからダウンロードが可能です。

カミングアウトについて

基本的には「難聴」を含め病気や障害はプライバシーに該当するため、周囲にカミングアウトするかどうかは個人の意思次第になります。

カミングアウトするのって勇気が必要ですよね。

ただ私の意見としては、「難聴」で困っているのであればカミングアウトすべきです。その理由としては、「難聴」の問題は家族や友人・同僚を含め周囲の人々の協力があってからこそ解決するものだからです。

難聴をカミングアウトする際は目的を意識することが何より大切。自身の難聴の特徴・配慮してほしいことを明確に伝えることが「理解」への一番の近道です。

【難聴のカミングアウト】伝えるべきポイントと注意点!【聴覚障害者必見】

補聴器の使用について

耳の聞こえをサポートする「補聴器」は精密機械であり高額な商品です。

「ちょっと聞こえが悪いから仕事帰りに補聴器を購入して帰るか!」みたいな感覚では買えないモノではありません。

しかし近年販売されいている「補聴器」の性能はかなり高く、聞こえを改善するためには欠かせないアイテムの一つとも言えます。

人によっては効果がないケースもありますが、1度試してみる価値は十分にあります。

多くの補聴器店では、2週間から1カ月程度、無料でレンタルサービスを行っております。

補聴器に慣れるには時間を要します。また、中には評判の悪い店舗も存在します。信頼できるお店で自分に合った補聴器を選ぶようにしましょう。

【初心者】補聴器の選び方と購入の流れ!お店選びの5つのポイント

【難聴者向け】便利グッズ

【目覚まし時計 振動式】

【YABAE 目覚まし時計】

【ワイヤレス チャイム】

【難聴者向け】オススメのアプリ

【UDトーク】

発言者の話を文字化してくれるUDトーク。様々な使い方がありますが、聴覚障害者の中には授業や会議などの際に使用している方も多くいらっしゃいます。UDトークについて⇒こちら

【こえとら】

「こえとら」は聴覚障害者と健聴者とのスムーズなコミュニケーションを支援するスマートフォンアプリです。無料で利用することができ、操作手順も難しくないためオススメです。こえとらについて⇒こちら

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